日本では北海道を除いて、どの地域でも同じような家づくりをしているのが現状です。しかし、昔はこんなことあり得なかったことですし、プレハブ住宅などというものに住んでいるのは世界中でも日本人だけではないでしょうか?
実は日本以外の国にハウスメーカーというものはないのです。それぞれの国、地域に根差した文化、気候に配慮した住宅づくりは工業化出来ないものなのです。日本は高度成長時代、質はともかく数を求めた時代があり、その際に最低限の品質を確保するために建築基準法が繰り返し改正されてきました。そして工業化が進む時代の中で住宅さえも工業製品として扱われるようになっていった時代背景があります。
しかし、この時代に作られた多くの住宅は、安く、早くがもとめられ、従来の地域に根差した作り方、地元産の材料をつかうという基本中の基本をはずしているため、すぐに建て替えられるということになり、日本の住宅の建て替え周期が二十数年となるという非常に残念な状況をもたらしました。
しかし、今、住宅新時代を迎えようとしています。国産の材料、伝統の技、そして技術の進歩による住み心地の向上。これは今までにはなかった動きで、一番敏感にそうした家づくりをしているのは、大手の建設会社ではなく、スーパー工務店と呼ばれる地元でその地域に合わせた極めて高品質の住宅づくりをしている小さな会社だということが徐々に認知されつつあります。
地域の気候をよく理解し、伝統の工法、正しい断熱の技術を駆使すれば、過ごしやすい、地域のいい家ができるはずです。 信州のいい家。できました。
吹き抜けにはあこがれるけど、部屋が暖まらないというし、諦めた・・・・という話をよく耳にします。 また、頑張って吹き抜けを作ったけど、やっぱり寒い・・・という話も。
きちんと断熱ができていればそういった問題は解決するはずです。 また、全館暖房にしていれば、暖房の立ち上がりが遅いという問題もありません。 しかも、この吹き抜けを利用して、冬は一階の床下からの暖気を二階に上げ、夏は、こもった空気を吹き抜けの窓から抜くという、夏涼しく、冬暖かい家の機能の一部を担うことができます。
実は北海道でもできちんとした断熱工事をした家には必ずと言っていいほど吹き抜けがあるんですよ。
最近の住宅は床も壁も天井も外壁もすべて人工の工業製品に覆われています。 安くて汚れに強く施工性も良いため、大量生産が求められるハウスメーカーなどを中心に一気に普及しました。
そのため、ある種の残念な現象が起こっています。新築住宅は作った時が一番きれいであとは汚れていくだけ・・・高額のお金をかけてリフォームしないときれいにならない。
そのせいか、新築時にやたらと細かい傷などを気にする方も増えている気がします。もちろん傷などはないに越したことはないのですが、しかし、家というものは汚れて当たり前、汚れないように、傷が付きにくいようにという作り方が、かえって、10年後の住宅を見すぼらしくしてしまっているのです。
そこでお勧めなのが、セルフビルドです。ご自分で手を入れられる簡単な塗装などを手掛ければ、当初のコストを浮かすことと同時に将来的なメンテナンスを自分ですることができるようになります。 最初は白い明るい色で塗装し、下地の汚れに応じて徐々に濃い色にしていくことでその家の年相応の美しさを手に入れることもできるようになります。 吉池工務店はセルフビルドを応援しています。よい材料の入手方法、施工方法などをお教えできますので、ぜひ、新築、リフォームの際にはご検討ください。
無垢で無塗装のメープルフロア、無垢ヒノキの腰壁、同じく無垢のドア・・・ 時間がたつとそれぞれが風合いを増してきます。
シート張りの建具や合板フロアは色あせるだけですが、徐々に色が濃くなり、味が出てきます。
細かい傷は付きやすいですが、さらっとしたさわり心地は子供達も喜んで寝転がりたがるほどです。 汚れやすいのですべての部屋で採用するのは難しいかもしれませんが、検討の余地は十分あります。
もちろん塗装はセルフビルドで・・・